1947-11-17 第1回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
もとより都會地重勞務職につきましては、先ほどからのお話にもありまする通り、缺員が多いのであります。一切とらないということになりますと、連結手あるいは線路工手というような勞務職の缺員が、殖えておるというような状態でありますので、例外としまして、そういうところは新規採用もやむを得ないのじやないか。大體の見込みとしましては、六十萬人に對して月に千人くらいを、新規採用の目標にいたしております。
もとより都會地重勞務職につきましては、先ほどからのお話にもありまする通り、缺員が多いのであります。一切とらないということになりますと、連結手あるいは線路工手というような勞務職の缺員が、殖えておるというような状態でありますので、例外としまして、そういうところは新規採用もやむを得ないのじやないか。大體の見込みとしましては、六十萬人に對して月に千人くらいを、新規採用の目標にいたしております。
たとえば出札係から重勞務職の連結手、あるいはその他の缺員職の方に慫慂あるいは勸奬いたしまして、轉換するという形でありまして、大規模的な配置轉換ではございません。一人々々に大體こちらから勸めるという程度の勸奬で、ようやくそこまでいつたわけであります。從いまして、昨今の情勢でございますから、強制的に轉換さすというふうな強硬手段まではとれないわけであります。
しかしその反面におきまして、都會地においては、あるいは五割程度缺員になつて仕事ができないという部面もありますので、これらについては、配置轉換を行う一方、やはり重勞務職については、議會において新規採用を認めていただかなければならない。かように考えております。
現に非常に業務量の高い線區地域におきまして轉轍手、連結手、或いは保線、運轉方面のいわゆる特殊勞務職、技術勞務職等に對しては、なかなか行き手がないが、騨の方或いは管理部等においては相當の過員を藏しておる。
然らば最少限度の人件費は何かという點でございますが、現在私共が考えておりますのは、特殊技術職竝に勞務職を最少限度の人員と考えております。